【おすすめ絵本】年長の娘に読み聞かせをして親もハマった絵本 4選

レビュー

我が家では、娘に読み聞かせるための絵本は

ほぼ図書館で借りています

絵本の読み聞かせをした感想などをまとめている記事です

【おすすめ絵本】『しょうぼうじどうしゃ じぷた』/さく:渡辺茂男 え:山本忠敬

絵本:しょうぼうじどうしゃ じぷた

『じぷた』がかっこいいです

ジープタイプの車に消防用ホースがカスタマイズされて

舗装されていない道でもぐんぐん進み

小回りもきいて

現代でもあったらかっこいいと思います

大人になってから見てもかっこいいです

子供の頃、読んでもらって大好きだったのを思い出します

あんまり好きだったので

父親が日曜の朝、早く起きて車で消防車を見に

連れて行ってくれました

子どもながらにウレシイと同時に

「ジプタいないーー」とがっかりしていました

いつか本当にジプタがリアルにいたらいいのにと

思っていました

今は子供のために読み聞かせをしながら

「ふつうにかっこいい」と思っています

大人として楽しめる絵本

まわりの大きくハイスペックな消防車や

ポンプ車、はしご車の活躍のかげに

かくれてすこし寂しそうなジプタですが

ある日、山小屋で火事がおきます

ほおっておけば山火事となり大惨事です

大きい消防車では通れない山道を

じぷたがぐんぐん登って

山小屋の火事を消化することに成功します

山火事となってあわや大惨事のなるところでした

小さいジプタが大きい仕事を成し遂げます

大きい消防車たちは、小さいジプタを認めます

子どもたちにきゃーきゃー言われるジプタ

よかったね、ジプタ!最高!

見事なシンデレラストーリーでおすすめです

30年以上前も最高って思いましたし

2021年でも最高って思います

【おすすめ絵本】『センシュちゃんとウオットちゃんのはらぺこキャンプ』/工藤ノリコ

絵本『センシュちゃんとウオットちゃんのはらぺこキャンプ』/工藤ノリコ

本の表紙をかざっているのは

この絵本の主役「センシュちゃん」です

センシュちゃん、結局最高に面白いです

センシュちゃんは基本的にお腹が空いていて

食欲に忠実!

お腹が空いていて、まわりに食べ物があったら

食べます!

みんなで食べるものでもひとりで食べちゃいます

躊躇なく、あっさり、いさぎよく、みんなのものを

パクっパクっといただいちゃいます

センシュちゃん、なぜか一人でお留守番をする状況になり

なぜか、まわりにみんなの食べ物があります

ある日、みんなでキャンプに出かけます

みんなが食べ物などを探しに散策にいきますが

センシュちゃんはテントでお留守番をまかされます

(こういうとき、センシュちゃんは散策に行きません😁)

センシュちゃん、やっぱりお腹すきます

みんなで食べるはずの白いごはんを

、、、全部食べます😁

悪気とかないんです、ケロッとして気持ちよくすべて食べます

出かけていたウォットちゃんと仲間たち、みんなが帰ってきます

センシュちゃんがご飯を全部食べたことに気づきます

責められることもなく、ケンカになることもなく

「食べ物なくてしょうがないし寝るか」となって寝ます(平和です)

センシュちゃんは一人お腹まんぷくの表情で熟睡します

赤と白のしましま寝ぶくろにくるまって

顔だけ出して寝ているセンシュちゃん

ゴロゴロっと転がっていきます

どんどん転がります

その先で、なんとくまに「珍しいおさかなだ」と拾われてしまいます

くまは見たこともないおさかなを図鑑で調べます

「毒をもった魚だ」と勘違いし

センシュちゃんを置いて勝手に逃げていきます

そこで目を覚ましたセンシュちゃん、くまに連れてこられた恐怖などには

まったく気づかず

くまが食べようと捕まえていたおさかなを見つけます

尋常じゃないラッキーに包まれているセンシュちゃん

テントにもどったセンシュちゃんは

お腹ぺこぺこのみんなにおさかなを持っていきます

センシュちゃん、結果ヒーローになります

「はらぺこキャンプ」以外に他にも数話収録されております

読み始めには、みんなの食べ物を食べてしまうセンシュちゃんに

イラッとしながら、なかば強引な展開に持ち込まれ

最後には『なんかよかったね』と

大人としてもハマっていることに気づきます😀

週間少年誌なんかに連載があったら毎週読みます

他にもシリーズがあるので、もっとセンシュちゃんを知りたいです

【おすすめ絵本】『ドラゴンもりのふしぎなともだち』/ティモシーナップマン 作 グウェンミルウォード 絵 原京子 訳

絵本:『ドラゴンもりのふしぎなともだち』
向かい合うドラゴンと人間の男の子

【あるひのこと、ぼくは もりのなかで いままで みたことのないやつに であった】

という1行から始まる絵本

【ぼくは そいつを じっとみた。そいつもぼくを じっとみた】

【ベンジャミンっていうんだ。よろしくね】

最初の絵と言葉で

大人の硬い頭のせいか、先入観をみごとに

刺激されていることに気づきます

人間の子どもが、見たこともないドラゴンに出会って

知っていくストーリーが始まったと錯覚してしまうのですが

最初から、ドラゴン目線で言葉が綴られていきます

ドラゴンが見たこともない人間の男の子に出会って

自分の家に遊びに連れて行って

ドラゴン家族で食べるゴハンを出したり

一緒に寝て、寝る前に「あしをぬいだ」とびっくりしたり

(あしをぬいでびっくりというのは靴下をぬいでびっくり

ベンジャミンの足を最初はしましま模様の足と思っていた)

ドラゴンの学校に連れて行ったり

“違い”を知っていきます

ベンジャミンはドラゴンの学校で

自分が得意なサッカーを教えます

ドラゴンたちに注意事項を説明します

⚠火を拭いたり、ボールを加えて飛んだりはだめ

ボールをけって走るんだよ

と教えます

ドラゴンたちは楽しかったようです

突然、ベンジャミンは目から水を出します

パパとママに会いたいというベンジャミンを

ドラゴンはベンジャミンのおうちまで連れて行ってあげます

ドラゴンも人間の世界に行くのは初めてなので

不安です、でもわくわくもしています

たくさんの人間たちに囲まれてしまうドラゴンを

ベンジャミンがまもってくれました

ドラゴンは自分の世界に帰って

学校でベンジャミンの世界に行ってきたことを

話します

とても素敵な絵本と言われる絵本という感じですね

違いを知って認めていく

もっと知りたいと好奇心を高めていく

娘も、途中で「なんか変だな」という表情で

絵本を聞いていて

ドラゴンが語っていることに気づく

またこの絵本に引き込まれます

また最初から読み返そうとします

素敵なしかけによって

絵本の世界にどっぷり引き込まれていくところがおすすめです

【おすすめ絵本】『ことわざ しょうてんがい』/かんべあやこ

絵本『ことわざ しょうてんがい』

ひょんなことから、かっぱのガタローが

はなちゃん一家の朝ごはん時におじゃましま~す

おばあちゃんは「好物じゃろ」といって

漬けていたきゅうりを差し出します

はなちゃん家族は、今日はおでかけです

商店街に買い物に行きます

かっぱのガタローも一緒にいくことになりました

そこは妖怪がいっぱいいる『ことわざ しょうてんがい』

洋服を見に行ったり、レストランで食事をしたり

なぜか噴水で泳いだり、駄菓子屋さんに入ったり

とても楽しい1日です

妖怪の店員さんたちは、なぜかことわざが得意

ことあるごとに「ことわざ」を披露します

変に教育っぽくなくというか

説教っぽくなくというか「ことわざ」が会話のなかに

自然と溶けこんでいて

はなちゃんも不自然に「ことわざ」に触れたりしません😁

ので自然と楽しめる絵本です

まとめ

新しい絵本の魅力も

昔からある絵本の魅力も

それぞれに素晴らしいと思います

小説を読んでいても

その世界にどっぷりはまるのが心地いいですし

登場人物との出会いが素晴らしい体験となります

娘にもたくさんの出会いを経験してもらいたいです

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